2018冬クールアニメ雑感5

そろそろ冬アニメの感想も終わりそう。春クールも続く奴は終わってからでいいよね…。

maerchen-anime.com

途中から作画がちょいちょい怪しいと思っていたけど9話を落として2週に渡り1話と2話を放送、その後9話でかつてない作画崩壊を起こし10話で放送打ち切りの伝説を作った。9話のアバンでコマ飛びが発生した時点で「あ、これあかん奴や」と察して案の定で、ヒロインが魚眼になったところで割と限界を迎えた。原作者の松智洋さんはもうお亡くなりになっていて、「迷い猫オーバーラン!」「パパのいうことを聞きなさい!」の作者でもある。こんな醜態を松さんが見なくて済んでいるのは幸か不幸か・・・。あ、10話は作画を気にすることもなくしっかり作られていました。

能力の規模がわりとチート級ばっかりでびっくりします。敵の能力を全キャンセルするのもヤバかったけど月を落とすとかどんだけ……。打ち切りになった続きは完成したら見たいですね。

 

slow-start.com

きらら枠。主人公は1年浪人した高校1年生。後番組のポプテピピックが印象強すぎて前座とか言われたりなんか枠が不遇だったんじゃないか感。出演する新人声優にバンジージャンプさせたりロッククライミングさせるやべー事前特番がありました。

長縄まりあさんのキャラがちょっとくどい?というかわざとらしい?メイドラゴンのカンナちゃんと駄々被りだったのであんまり好みではなかった。(あっちのカンナちゃんは割と好きでしたけども)伊藤彩沙さん演じるたまてちゃんがエネルギッシュすぎて主人公よりも印象に残りました、楽しそうな女の子は見てるだけでこっちも楽しい。ちょいちょいオタクキャラが顔を出すたびに中身おっさんだろって思ってました。十倉×榎並のしんどい百合がたまに挟まれてずるい。お前らが揃った空間だけ別作品なんじゃね?とまぁ、主人公以外のキャラが濃いかった。

fate-extra-lastencore.com

ワダアルコとシャフトの色がめっちゃ強くて時々イヌカレーも呼んだりしてた。丹下桜さん演じるネロがドヤかわいい。内容はよくわからなかった!もうちょっとわかりやすくてもいいんじゃないかと思うんだけど、FGOプレイヤーの方々はちゃんと理解できたのだろうか。僕はFGOはやっていないのだけど、やっていても多分わかってない。各階層に設定されたマスターとサーヴァントの組を撃破してまた次の階に登って行って・・・くらいの舞台認識。

なんか7月に続きを放送するみたいですね。1クールガッツリやるのか単発か、あんまり期待はしていない。きっと誰かがちゃんとした考察やらしてるんだろうけど追いかける気力もあんまりないのでやってたら見るかなーくらい。

2018冬クールアニメ雑感4

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1期とは違って15分枠。新キャラが1人増えただけでした。まぁこのアニメはこういうのでいいんじゃない?最終回で主人公を全員でわちゃわちゃ追いかけて終わるっていうのがあまりに古典的で笑ってしまった。

原作は来週で終わるとのこと。サンデーはパズドラの特典コードが付いてくるときに数回買った程度で知ってる漫画もほとんど無かった中だがしかしだけは読みました。大人たちが忘れてしまった駄菓子を思い出させてくれる良コンテンツだったんですけど、きっといい区切りなんでしょうね。コトヤマさん、お疲れさまでした。

www.tbs.co.jp

だがしかしの後番組、こちらも15分アニメ。お酒に関する教養が身に付いたり付かなかったり。ヤッホーブルーイングのお酒はお酒の好きな知り合いに、ビールが苦手なら変わり種はどう?って勧められたことがあり、水曜日の猫の回なんかは楽しく見られました。お酒の注ぎ方も教えてくれます。成人していたら1回は見ておいた方がいい。

killingbites-anime.com

「牙の鋭い方が勝つ。それが『牙闘(キリングバイツ)』だ!」が毎話必ず挿し込まれる獣人バトルモノ。雨宮天羽多野渉内田真礼上坂すみれ。筋肉質の女性もケモノも性癖の守備範囲外なのでちゃんと上半身で視聴してました。諏訪部さんのナレーションカットインで動物の説明を始めるあたり、テラフォーマーズを意識してそう?ラーテルって強いんだな。バトってるヒロイン勢を差し置いて一番可愛いと思ってたのは主人公と盤を囲って指揮してたお姉さん、途中から顔芸要員になってたし最終話でレ・・されてましたね…。それはそれで美味しいんですけど…。あとこういうところで出てくる実況赤﨑千夏、めっちゃ生き生きしてるしほんとこの人の実況好き。去勢させられた吉野さんのコブラは…お悔やみ申し上げます…。

deathma-anime.com

なろう原作のアニメ。異世界モノ、最初から主人公が無敵、ハーレム形成、もうぜttttttったいにスマホ太郎(異世界はスマートフォンとともに。)の二の轍を踏むクソアニメでしょって思ってたんですけど意外とかなり楽しめました。

主人公が無敵なりに苦労や試行錯誤している所とラッキースケベが少ない所とが個人的に大きな差別点。ラッキースケベイベントも目の保養になるし好きだし悪とは言っていない、けど物語的にその展開が必要であることってそんなにないんじゃないかな。つまりその部分を減らせばその分のリソースを物語の進展に割けるわけですよ(適当なことを言っている気がする)。ヒロインたちと恋仲にはなりにくい保護者ポジションをいい感じに保てていたと思います。時折目まぐるしく付与されるスキルやら称号やらを目で追うのも楽しかったし良い画面効果でした。

violet-evergarden.jp

今季の大本命にして勝利が約束されている京都アニメーションの作品。アニメ化が決定すると報じられる前に見たCMからもう気合の入り方が違う。

youtu.be

結城アイラさんのViolet snow、ピアノがめちゃくちゃ綺麗。ピアノ譜出してくれたら言い値で買います。本当に。オープニング曲のオーボエも大好き。

石川由依さんの演技がハマりすぎてて怖い。進撃の巨人のミカサ役で培ったのだろうか(あまりどのアニメに出ていたか追いかけていない)、無機質で感情がなさそうな女性の演技が巧すぎる。

ボロ泣きしたのは10話。嗚咽が出るレベルで泣いた。最終話は3回こらえた後で泣いてしまった。もしアニメに対して流せる涙の量が年単位で決まっているのならもうここで枯れてる。もう今年度最強があと3シーズン残しておいて決まってしまった感しかないし本当にいいものを見せてもらった。ありがとう京都アニメーション。楽譜出して。

2018冬クールアニメ雑感3

その3です。もう春アニメ始まったから録画の容量空けないと不味い・・・。

 

gakubaby-anime.com

録画容量空けるために急遽消化。新しいものを見始めるのはキャラや舞台の設定を理解し取り込むのにそれなりのエネルギーがいるのですが、このアニメはとても見やすかった。わりと何も考えず見られる。幼児たちがかわいい。明坂聡美さんのツンデレも好きです。子供ができた際には良い教育をしたいものです。

overlord-anime.com

サービス終了したゲームからログアウトできなくなったので配下に愛される魔王として振る舞うことになった人のお話の2期。よくスペルミスしそうになるけどlord(君主)road(道)load(読み込む)ですね。なんかもうホームページ名が夏から始まるⅢに変わってるのか気が早いな。今回はナザリック側ではなく敵対する側の人間やリザードマンに多く焦点が当たっていました。リザードマンの濡れ場を遠隔魔法で覗き見るシーンではすごく虚無な気持ちになれます。

www.tbs.co.jp

タイトルからは何やら怖い感じがしましたが、ミイラっていうか包帯を巻いた動く人形やその他ちっこい空想上の生物と生活するハートフルなアニメ。平和でしたね。茂木朝ちゃん(CV:茜屋日海夏)の話し方が"未確認で進行形"の小紅ちゃんみたいで好き。割とレアな気がします。茜屋日海夏さんは白猫プロジェクトの熱血天使で知ったクチで終末のイゼッタにも出てました。そのうち声がわかるようになるかな。

hakumiko.com

身長9cmの小人の世界を描いた作品。あまりに普通に生活しているものだから時折大きなものが出てくるたびにサイズ感を思い出させてくれます。緒方さんのマスターの淹れたコーヒーを飲みたい。自然の描写もかなり綺麗で世界観をよく映しています。素敵なアニメーションなのでわりと人にも勧められそう。

hakatatonkotsu-anime.com

ラーメンは大して関係なかった。どっちかっていうと野球?福岡に住んでいる殺し屋殺しと情報屋と復讐請負と拷問師と…まぁ色んな周りの人との関係を描いた活劇。梶裕貴小野大輔。人は死ぬけど主要人物は(アニメで見た範囲では)死なないのでその点は安心。最終回がちゃんとオールスター出てみんな役割持って解決してで満点でした。林ちゃん普通に見た目可愛いな…。

 

2018冬クールアニメ雑感2

その2です。

yurucamp.jp

今季のきらら枠の一つ。花守ゆみり東山奈央豊崎愛生原紗友里高橋李依。キャンプ指南がやたら丁寧でキャンプしたくなってくる(道具を揃えるのにいくらかかるだろうか…)。友達が原作を貸してくれたので原作も読みました。漫画読んでる途中で差し込まれる説明は全部CV大塚明夫で脳内再生されるようになった。大塚さんのナレーション、いいですね…安心感がすごい。

いっぱいこのアニメのいい点はあるんですけど、一つは高校生が身の丈に合ったキャンプ道具(値段とか)でキャンプしてるところですね。高級な道具を買ってくれるお嬢様ポジションがいない(気前のいいお父さんとか福引で当たった食べ物とかは許してあげて)。もちろん一式そろえるにはそれなりの費用が掛かりますけどこんなのでもやりくりして楽しめるってことを目一杯アピールしてくれます。友達に3月に本栖湖キャンプ行こうと言われたのは断りましたが…。

一人での時間が大事な子は周りもその時間を大事にしてくれるのが良かった(重要)。だいたいこういう作品はみんなで集まって共同作業だったりが多いと思うんですけど、リンちゃんがソロキャンプが好きなことをみんなが汲んでくれるんですよね。別行動してての連絡ツールでのやり取りも和む。

食べ物がめちゃくちゃ美味そうな点も良かった。いっぱい食べる君が好き。悪い点が見つからない。めっちゃ良かった。なんか春クールにすぐ再放送する局があるらしいな?

yorimoi.com

女子高生が南極大陸に行きたいお話。水瀬いのり花澤香菜井口裕香早見沙織

涙腺攻撃をちょいちょい仕掛けてくる。今季一番泣いた回数が多い。

友達との友情だったり、亡くなったお母さんへの思いだったり、大事なことを思い出させてくれるようなアニメでした。井口がめっちゃ楽しそうに声を充てていてこっちも楽しい。こんな快活な井口裕香を求めていた。ただ作業しながら見てることが多かったので内容把握がややおぼろげなんですよね…。こちらもすぐ再放送する局があるみたいです、最高かよ。再視聴します。

 

www.ryuoh-anime.com

ロリコン枠。日高里菜内田雄馬佐倉綾音金元寿子姉弟子がかわいい。メインヒロインが小学校低学年なので相対的にBBA扱いされるけどやっぱりツンデレキャラは強い。めっちゃ性癖に刺さる。そういえば将棋アニメに出る岡本信彦茅野愛衣って最近見たな……?

www.koiame-anime.com

サークルの後輩に推され、同期の友達に一緒に見ようと言われて見た作品。そうでもしないとこの作品に出会わずに容量不足を理由にして録画リストから消滅していってたんじゃないか(録画はしてあった)。17歳の少女がバイト先のガ●トっぽいファミレスの店長のおっさんに恋をするお話。雰囲気アニメでした。

主役は橘あきら(CV:渡部紗弓)(ノーマークでした)と近藤正己(CV:平田広明)(タイバニの娘がいる方とか)。

店長が小説を昔書いていた設定が良く生きてて、時々差し込まれる詩的表現のモノローグがバッチリはまって雰囲気がさらに良くなっていましたね。店長が良識ある人物設定で、いいポジションからヒロインのアプローチを受けたりかわしたりのやりとりも良かった。動きのあるアニメに慣れてしまってるのでちょっと退屈そうにしてると、一緒に鑑賞してる友達に「DTにはわからんよな~w」とからかわれたけど仕方ないね。

2018冬クールアニメ雑感1

3/29現在で視聴しているのだけでも22本くらいあるので何回かに分けて投稿。

とりあえず現段階で最終回を迎えてる中から5作品。

高木さん(CV高橋李依)と西方君(CV梶裕貴)みたいなこんな恋愛をしてみたかったと思う一方で、恋愛に関して人間不信なので「これで本当に勘違いで、決心して告白したのに半笑いで断られたら立ち直れないでしょ…」っていう気持ちが常に心の片隅にあったために半分純粋に見ることができなかった作品。エンディングに古き良きJPOPを起用していたのがとても良かった。これのせいで卒コンで聖歌隊になって気まぐれロマンティックを歌うことに……。

citrus-anime.com

今季の竹達はラーメンを食い、駄菓子を食い、女まで食うのかなんて言われてました。純情ギャルいいですね…食う食われるとかじゃなく全力でぶつかってる感じがすごく気持ちが良かった。ただ芽衣ちゃん(CV津田美波)の思考と挙動がぜんぜん読み取れなかった。まぁ現実の人間も行動すべてに一貫性があるかというとそういうわけでもないですし…(そういう話でもないのか)。「藍原柚子~!」って毎回フルネームで呼ぶ副会長好き。二人は幸せなキスをして終了。ごちそうさまでした。

mitsuboshi-anime.com

上野の街を駆け回る女の子3人から終始元気をもらえた良いアニメでした。小学生の子は恐ろしいことを思いつくな……銀杏の匂いは人に付けちゃいけない……。(描いたのは作者なんだけどなかなか小学生が思いつきそうな真実味がありました。)「今年の私はちょっとだいたん!」のお話が一番笑わせてもらった。おつカラーズ☆ 

 

ramen-koizumi.com

ラーメンを食べる方の竹達。知ってるお店も一部出てきたしラーメンを食べに出たくなるアニメ。あやねるのクレイジーサイコレズ演技が迫真でした。「らららラーメン大好き」のコメントを付けてラーメン画像をアップするのがマイブームになった。

hoshiiro.jp

なんとも難解なアニメに仕上がったなって感じ。色々言われてるけど予算かけるところにはしっかりかけてるし(砂絵とかフェルトアニメーションはちゃんとその道のプロを呼んだり)無駄に解釈のしようがあるし、クソアニメじゃないでしょ。コンシューマーゲーに触れてこなかった人間だからゲームパロディパートがさっぱりわからん。AパートBパートで変わる声優当てゲームはわりと判別できるつもりでも全然だったし分からない大御所もいらっしゃるしで自分はまだまだだなぁって思いました。

2018冬クールで鑑賞したアニメ

今季見たアニメをメモ代わりとして列挙します。

あとSAOのGGO編の再放送と、これはゾンビですか?の再放送も見てました。

録画の積みアニメは以下

折を見て消化します。

前クールから見ていた魔法使いの嫁は正月を挟んだ時に録画設定が消滅したので後半をいつどうやって補完するか……。3月のライオンもオリンピックを挟んで1ヶ月間放送休止の際に同じく設定が消滅。おのれオリンピック……。

 

見たアニメに関してはひとつひとつしっかり感想書いていきたいのだけど、本数が多いので何作品かずつ簡単に書いていきたいと思ってます。

ブログ開設に当たって

アニメの感想をいままでツイッターにつらつらと書き込んでいましたが、すぐに別の話題に移ったり短かったりとまとまりがなかったので、自分で見返せる・見返しやすい形で残そうと思いましてブログを再開することにしました。(以前はFC2でゲームブログを書いていましたがURLも跡形もなく消えてます。)

 

ツイッターをやっていると少し前にこんな記事が流れてきました。

note.mu

大変感銘を受けましたね。好きであることはもっと公言していかないと。これもブログ開設に至った一因。

 

今では遠くに引っ越した知り合いに「今期のおすすめアニメ教えてよ笑」ってクールが始まるたびによく言われたものですが、結局趣向を把握できず、勧めた作品もだいたいが面白くないだのいろいろ言われました。

僕はどのアニメもわりと楽しんで見るし、良い作品は特に理由がなくても「良い……」「尊い……」で済ませてしまうことが多かったので、人に紹介するとなるとプレゼン力に欠けていて十分に魅力を伝えきれなかった部分が多かったのだと思います(もちろん当人の趣向に合わなかったのもあるでしょう)。プレゼン能力がないのは「俺は人に勧めるためにアニメを見てるんじゃない。俺が楽しむために見てるんだ!」と開き直っていました。それに、自分が良いと思った作品は万人にもそれとなく「良い……」と言わしめてしまうものだと勝手に思い込んでいたもので、勧めた作品が不評だと「なんでここまで見て面白いと思わないんだ…」と心の中ではガックリ来ていたものです。

 

「この作品のここがいい!」というものが人にちゃんと伝えられるように、また自分が時間を置いたあとで再視聴の参考にできるように、これから書き残していく所存です。